【仕事術】リクルートの口ぐせ
お久しぶりです!
最近積読解消キャンペーンに入り、ひたすら本を読んでいます。
また備忘録を兼ねて、読んだ本の紹介を続けていきたいと思います!
今回紹介するのは、こちらの本です!
【タイトル】
「どこでも通用する人」に変わる
リクルートの口ぐせ
【評価】
☆★★★★
リクルートは前々からとても興味を持っていた会社だったのですが、
なぜかいま周囲に同社に縁のある方がたくさんおり、
おすすめされて買ってみた本です!
皆さまが"リクルート"に対してどんなイメージを持っているかはそれぞれだと思いますが、
僕の中では、「やっぱりイメージ通りの熱い会社だなー」という印象を持ちました。
本著では、同社内でよく飛び交う社員の「口ぐせ」と、
それにまつわるエピソードからリクルートのDNAを紐解いて、
仕事を自分で楽しくする・どこでも通用するようになる考え方を学ぼうという設計になっているのですが、
その中でも特にコレは!と思ったものを紹介していきます。
「ライバルを強くしなさい」
これは社内での情報・ノウハウ共有をリクルート流に表現した言葉です。
普通の会社では、共有する側のインセンティブって少ない(むしろマイナス面で、ノウハウがパクられる、面倒くさい)と捉えられがちですが、
同社では、"普通に"情報共有をして、社内のライバルを強くすることで、
組織のレベルが上がって、それによって自分のレベルも釣り上がるって考え方です。
健全な競争と共存を両立する言葉とですね!
「自分がどうしたいかを考えるのが仕事」
リクルート社内では、「で、お前はどうしたいの?」という文化があります。
事象の報告にとどまらず、willとしてどんな意思でどんなコトがやりたいのかってことですね。
指示待ち人間ではなく、自分で考えて行動できるようになるための、一種魔法の言葉だと思います。
「仕事の報酬は仕事」
"仕事の報酬はお金"と捉える方も多いと思いますが、
良い仕事をした→さらに難易度が高い仕事が来て、自己成長・キャリア形成につながって、将来が開けるって考え方ですね。
僕も仕事を始めたときから、「仕事のモチベーションを外的ではなく、内的要因に置く」ことを意識していて、この考え方にはとても共感しました。
この考えを持ち続けられれば、目の前の仕事に意味を見いだせて、持続的なモチベーションにもつながるのではないでしょうかね!
こちらで紹介した3つの言葉以外にも、
"仕事が上手くいくために"というよりも、"人間力を身につけるため"の、たくさんの金言が紹介されています。
本著にある口ぐせで、特に自分にとってクリティカルなものを、
座右の銘的に意識レベルで叩き込んで仕事をしていれば、行動レベルで変わっていきそうだと思います。
特に仕事のモチベーションに悩んでいる方などにご一読いただければと思います。